2020-10 - wing jointからのお便り

wing jointからのお便り

オーダーの前に知ってもらいたいこと

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wing jointからのお便り

コーナーベンチと収納下台

こんにちは、吉澤です。

商業施設の木部製作をご依頼頂きましたのでお話させていただきますね。

同じ形状のコーナーが数個になります。

こちらは、現場に壁にトッコでつけるようになりますので、背裏にトッコの受けを回しております。

Rのコーナーの場合、背表の薄ベニヤの貼り付けが仕事になります。

型出ししてバンドソーで、挽いていくのがいいとは思うのでやっておりますが

一枚の薄ベニヤを始めに貼り付けて、あとからトリマーでとってもいいとは思ってました。

ただこの場合、薄ベニヤの反発に戻されて結構ソファー全体が歪みます。

以前、その感じで仕上げて手直しが大変でした。

座はウェービング仕上げになりますので、適度に枠抜きしてます。

こちらは、上のコーナーと同じ現場で、収納ボックスになります。

これに合板にウレタン貼った座面がきます。

写真ではまだ、メラミンを貼ってないのですが、これ全てにメラミンを貼っていきました。

収納ボックス仕様の場合、内部に汚れのない合板を選んでいくのと、補強の材を回していくことにきをつけないといけません。


感想としまして

少し納期がタイトなお仕事でしたので、コーナー木部と収納ボックスの納期を分けて製作させていただきました。

張りの関係で、コーナー木部を先に渡して、それの張り上がりのタイミングに間にう様に収納ボックスを仕上げました。

収納ボックスは、メラミンを貼って現場納期の前までに仕上げれば、

張屋さんの方は、張り上がりの仕上げた物と収納ボックスの具合を見れば間に合いますので

タイトな納期の時は、それぞれの進捗確認が大切になりますね。

ありがとうございました。


木部・木枠製造のお問い合わせはメールまたはInstagramのメッセージでご連絡頂ければと思います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

wing joint 吉澤

両肘・コーナーソファの木部製造

こんにちは、吉澤です。

両肘とコーナーソファの木部製造をさせていただきましたので、お話させていただきますね。

こちらは、コーナーソファになります。

背表が薄ベニヤでウレタン仕上げでテープは無しです。

座面のは、バネになるので堅木で補強させております。

これは、肘と背中がL型になり座板とボルトジョイントで仕上げてます。

張りの引き込みで分割でとの指示です。

現場納品時は、一体でとなるかと思います。

こちらは、両肘ソファーです。

仕様はコーナーソファと同じになりますが、肘が凹になり座面とは別体です。

脚・巾木は金物か箱みたいな物がつくようなのですが、こちらは別のところで製作してますので

脚受けだけ広めに仕上げております。


感想としまして

商業施設で、壁受けのソファではなく単体でご使用になるそうです。

コスト面も考慮しつつ、形状と強度を仕上げていきますので、

色々カットしながらも分かりにくいところで、手を入れております。

同じ様な形状の木部も、考え方を柔軟にしていくことということでしょうね。

ありがとうございました。


木部・木枠製造のお問い合わせは、メールまたはInstagramのメッセージでご連絡頂ければと思います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

wing joint 吉澤

椅子の修理

こんにちは、吉澤です。

椅子の修理をさせていただきましたので、お話させていただきますね。

片方だけグラつきがでたのと、貫が折れていました。

なので、貫を取り替えになります。

φ20の丸棒を挽きまして、台輪の接着時に一緒に圧着していきます。

部分箇所の入れ替えになると、組み上げるときに少し広げて部材をほぞ穴に入れることになります。

その際に、他に負荷がかかるので結構、見た目よりもおお仕事になりますが、

今回は台輪が緩んでいて、そこの圧着と一緒に作業出来ました。

新しく部材交換した貫は、木部修理した後、塗装になります。


感想としまして

部材交換してお使いいただける椅子に関われて、とても勉強になりました。

丸棒を交換する場合は、長さを程よくしないと上手く入らないのと、

短すぎると後々、スカスカで取れてきてしまうので

ちょうど良いところを感じで入れるのが仕事でしたね。

ありがとうございました。


修理のお問い合わせは、メールまたはInstagramのメッセージでご連絡頂ければと思います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

wing joint 吉澤

両肘ソファー

こんにちは、吉澤です。

両肘ソファーの木部製作をさせていただきましたので、お話させていただきますね。

こちらの木部は、背中・肘・座面と分かれます。

そして真ん中でも分かれますので、木部製造としましてとても製作しやすい木部です。

張屋さんがウレタンやテープなどを上手く考えていて、僕の方はボルトジョイントなどの繋を気をつければ

良いかと思いました。

何度かこの形状を製作してますが、本当に張屋さんが上手に木部図面を指示してくれたなあと思います。

木部側と張屋さん側でそれぞれいい関係での仕事が出来たかと思います。

感想としまして

このソファーの張り上がりを見させていただく機会があったのですが

とても素敵な雰囲気のあるソファーでした。肘や背中も同じウレタンの厚みなのですが

張り上がりの状態だと、それが格好いい感じになってます。

色々と参考になるソファでした。

ありがとうございました。


木部・木枠製造のお問い合わせはメールまたはInstagramのメッセージで、ご連絡頂ければと思います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

wing joint 吉澤

sofa修理

こんにちは、吉澤です。

ソファ-の修理を行わさせていただきましたので、お話させていただきますね。

このようなソファになります。

これの脚がグラついているので、グラつきを直すのと補強をすることになりました。

ご覧のように、上台は綺麗に張り上がって梱包した状態です。

脚は生地を絡んでますので、グラついた脚のところだけ剥がして接着剤を入れていきました。

補強材は、出来るだけ大きな隅木にして内外両方からネジ締めしました。

これで、グラつきと補強が出来ました。


感想としまして

張り上がっているソファーは、修理箇所の作業もですが、それ以外に汚さないように気を使いますね。

ひっくり返して作業するのですが、ホウキかけてから毛布引いたり、削り屑出たら掃除機して

綺麗に修理完了したら気持ちのいいものです。

補強材もRに沿って綺麗に付いたと思います。

ありがとうございました。


修理のお問い合わせは、メールまたはInstagramのメッセージでご連絡頂ければと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

wing joint 吉澤

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