こんにちは、吉澤です。
セブンチェア修理のご依頼を頂きましたのでお話させていただきますね。
この写真で、赤い椅子がセブンチェアです。
なぜ、ひっくり返して作業しているかといいますと、この椅子の修理はここの台座が外れることが主だからです。
結構な数のセブンチェア修理をさせていただいてますが、ここの台座の接合をしっかりと再接合するこで大半は完了になり、
脚の箇所は、ステンレス脚の磨き作業になります。
脚の磨きは、研磨剤や布などでピカピカに磨き上げていきます。
この磨き作業は丁寧に丁寧に仕上げる以外、ご説明がないのですがサビが酷い場合、擦り過ぎると逆に傷つける場合があるので
その辺は、様子見て的確な修理方法を当て込む感じでしょうかね。
今回、ご説明したいのが、台座とプラスチックカバーの接合に関してです。
ここは、接着剤で接合してますので、どうしても長くご使用いただくと外れることが多々あるかと思います。
もともと付いている古い接着剤を綺麗に落とし、新しい接着剤がしっかり圧着出来るようにノミやサンダー、ペーパー等で
作業します。
ここで、しっかり綺麗にすると本当にピッタシ、台座とプラスチックカバーが付きます。
これは、なかなか達成感がありますよ。
感想としまして
僕は、この修理が来たときは、お客様が長く大切にご使用頂いて、これからも修理して長く使って行くんだなあと思って
丁寧に作業させていただくように心がけています。
どのような椅子でも、人間が使うものなのでメンテンスしながら長く使うものだと僕は思います。
その時間に少しでも関われて嬉しいです。
ありがとうございました。
修理のお問い合わせは、メールまたはInstagramのメッセージでご連絡のほど、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
wing joint 吉澤
2020.10.13 17:00 | Comments(0) | Trackback(0)
こんにちは、吉澤です。
個人邸に設置される両肘ソファの製作をさせていただきましたので、お話させていただきますね。
最近では、珍しくすべて無垢材で仕上げました。
木部製作も合板が主流になって結構経ちますが、今回のような仕様のご依頼だと強度面と軽量化の双方から
無垢材の選択になりました。
材はポプラ材になります。
脚は単体の金物脚が着ます。
背中はテープで引っ張りますので、中柱を凹ませつつ肘の引き込みを立てマキコミを立てます。
座枠は、Sバネ仕様になるので、前台輪とネダに強度がある仕口になりました。
中央で分割になります。このソファーはボルト止めしないので、側の穴あけ無しです。
ホゾ組みにしたので、強度も保たれたかと思います。
細かい原寸図面を張屋さんから頂いたので、とてもスムーズに製作出来ました。
感想としまして
費用の関係から、無垢材での製作が少なっている現状ではありますが、こういう機会は大切にしていかなくてはと
思いました。合板での仕上げも、もちろん良いところも沢山あります。捻じれ軽度や形状の多様性など取り回しの良さや
ご使用していただく上でも多々あります。
ソファやベンチの仕様によってその都度、良いベストな仕様選択をご提案出来ればと再認識した製作でした。
ありがとうございました。
木部・木枠製造のご依頼は、メールまたはInstagramのメッセージでご連絡いただければと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。
wing joint 吉澤
2020.10.12 17:00 | Comments(0) | Trackback(0)
こんにちは、吉澤です。
オリジナル商品のコーヒーテーブルが出来ましたので、お話させていただきますね。
【コーヒーテーブル】
サイズ:w900×d540×h340
材料 :天板→西南桜 脚→オーク材
塗装 :クリアオイル塗装
価格 :95,000円(税別)
全体的なイメージとしまして、リビングルームに無垢材の良さと高級感と重すぎない軽やかさを出しました。
天板を37ミリ幅での材を隙間を開けて配置しました。桜のもつキレイな雰囲気を軽やかな印象で仕上げてみました。
脚にオーク材を使った事による天板とのコントラストをお楽しみください。
オイルで仕上げたことにゆる材料の自然な雰囲気がとてもよく、お部屋に設置することで自然光との調和も素敵な感じです。
作業中の風景写真です。
塗装してから、少し時間が経つだけでも、材料それぞれの良さが出てきます。
数年後が楽しみなコーヒーテーブルです。
オリジナル商品にお問い合わせは、商品ページまたはメール・Instagramのメッセージで
ご連絡いただければと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
wing joint 吉澤
2020.10.09 17:00 | Comments(0) | Trackback(0)
こんにちは、吉澤です。
wing jointのオリジナル商品のご紹介をさせていただきますね。
【低座椅子】
w450×d400×h330×sh160
材料:ポプラ材 合板
塗装:肘・脚などオイル塗装 背中・座板など水性ペイント
価格:20,000円(税別)
お子様から大人まで座れる低座椅子です。
コーヒーテーブルのような高さのテーブルだと、
お子様の場合お絵かきする際やものづくりの時、テレビ鑑賞のときなどにお座りいただけたらなと思います。
大人の型の場合は、パソコン作業や読書など、どうしても背中やお腹が丸まって負荷がかかる場合にお座りいただけたらなと
思います。
肘・脚は、ポプラに少しオイル塗装で着色して木の温かみをだしてあります。
オイル塗装で、ご使用いただく経年変化も楽しんでいただけるかと思います。
背中・座板はペイント塗装にしてパステルカラーの優しい雰囲気をお部屋のアクセントになればと仕上げてみました。
サイズ的にとても小さい椅子になりますので、
お部屋のワンポイントのアクセントを椅子で出せれば幸いです。
商品のお問い合わせにつきまして、HPの商品ページ・メールまたはInstagramのメッセージから
何卒、宜しくお願いいたします。
wing joint 吉澤
2020.10.08 17:00 | Comments(0) | Trackback(0)
こんにちは、吉澤です。
商業施設に設置するソファを製作しましたのでお話させていただきますね。
張屋さんからのご依頼です。
背中・座板・肘を分割での製作になります。
今回、全て袋にして張り上げるとの事なので、背表ベニヤ、座板板受け、肘の表ベニヤのご依頼です。
固定は下からボルト留めにしました。
大きなソファの場合、現場での搬入時のエレベータの取り回し都合があるので、
分割の場合は、搬入の確認も大切な打ち合わせポイントかと思います。
脚は、台輪になります。こちらは現場大工さんが仕上げてくれるそうなので、それに合うように全体を仕上げていきます。
木取り前に、正面から見たときの背中のカーブを薄ベニヤに描いて取り回しを決めていきます。
大まかな寸法指示はありますが、際のカーブの消え方などはガクンとならないように自然と消えていくように描いていきます。
このときに気をつけて描いていけば、キレイなカーブが生まれると思ってます。
背中の木取りが出来れば、あとは箱を作る要領で木取りを進めて、肘の傾斜など昇降盤で加工しながら製作をしていきました。
最後に、背中後ろからボルトで締めるので、開口穴を開けておきます。
張り上がりで、ここを埋めるそうです。
感想としまして
今回はすべて板受けのご依頼でしたの、形状はとても出しやすかったと思います。
背中のカーブが綺麗にでたかと思ったのと肘との収まりがスムーズにいった感があります。
ありがとうございました。
木部・木枠製造のお問い合わせは、メールまたはInstagramのメッセージでご連絡いただければ幸いでございます。
どうぞ宜しくお願い致します。
wing joint 吉澤
2020.10.06 17:00 | Comments(0) | Trackback(0)