R型スツールの木部製作
こんにちは、吉澤です。
店舗に置くスツールを製作しましたので、お話させていただきますね。
お写真のようなRのスツールです。
形状が豆をモチーフにしたような感じで、生地の張り方も
角をなるべく鋭角にならないように、丸みをまたせないといけませんでした。
脚は、金物がくるのですが、角の丸みを活かしながら少し入ったように仕上げるそうなので
脚のくる下に、30ミリの材を回してあります。(写真のような感じです)
木取りは、上下の合板で形状を決めてサンドイッチにして間に柱を立てて強度を付けていきました。
15ミリか12ミリか、どちらの合板でやるか検討しましたが、大きさから考慮して12ミリで形状を整えてあります。
w1450ぐらいありますので、見た目よりも重たくなっていて重量もあまり重いと金物脚に影響が出できます。
納品時も、持ちやすい重さでうまく車にも納まりました。
感想としまして
型紙からの製作ではなく、1/10図面からの原寸おこしでした。
ワイド寸とR・幅を守ってもなかなか気を使う木部だったかと思います。
木取りを始めてからも色々と考慮するところが出てきて、
とても勉強になる製作になりました。
ありがとうございました。
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どうぞ宜しくお願い申し上げます。
wing joint 吉澤