ベンチソファ木部の製作
こんにちは、吉澤です。
某会社様の打ち合わせスペースのベンチソファ木部を製作しましたので、お話させていただきますね。
こちらのソファになります。
背中と座板が別で制作して、生地を張ったあとにジョイントしていきます。
背中が、ご覧いただいているように曲線になっていますので、
曲げ合板で、整形していき曲線を出していき笠木の厚みが足りないので
堅木をぶつけて強度と厚みを稼いでいきました。
見た感じ段々に見えますが、最後に笠木の上部を鉋がけで慣らしていきましたので
なだらかな曲線が描けたかと思います。
感想としまして
ワイド寸が2400超えでしたので、かなり大きなソファの部類になるかと思いました。
背が高いので、寄り掛かると倒れないようにするための強度面が心配でしたが、
曲げ合板と背柱の組み方で、双方とても素晴らし形状で仕上げることが出来たのではないでしょうか。
曲線の場合、思っていたよりも時間がかかることもあり、
今回も想定よりも作業時間がかかりましたが
出来上がりの木部を見て、まあ時間のかかる木部であったので良しと自分で納得します。
色々勉強になる木部で、次回このような類似関係の木部への要領が為になりました。
ありがとうございました。
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どうぞ宜しくお願い申し上げます。
wing joint 吉澤